Google Cloud PlatformのAlwaysFreeは本当に無料で使えるのか(1年間の運用結果報告)

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GCP(Google Cloud Platform)上で運用している本ブログ。

GCPのお試しとして無料で使えるAlways Freeの範囲で環境構築しています。

ブログを始めて1年ちょい。その運用にかかった費用を公開します。

環境の構成については下の記事をご覧ください。

運用結果

ではいきなり結果をどうぞ。

毎月数円の支払いが発生しています。これは下の記事でも触れていますが、おそらくネットワーク料金ですね。

せいぜい月に数百ビューの弱小ブログなので、月に数円の支払いで済んでいます。もちろんトラフィックが増えれば料金はマシマシになります。これが二桁円になってもそっちの方が嬉しいですけどね。

なお、2021年5月までは一切支払いをしていません。というのも、GCPでは登録時に1年間限定で使える$300のクレジットがもらえ、自動的にそちらから支払いがされていました。

実質、2020年5月から、1年間のブログ運用にかかった費用としてはドメイン代の1540円onlyです。

本当に多少の支払いは発生しますが、やっぱりGoogle太っ腹です。(今後もAlwaysFree枠は続けてください。。)

ブログをGCPで運用するメリットデメリット

ここからは、1年間運用してみて思った、ブログをGCPで運用するメリットとデメリットのお話。

メリット

圧倒的コスト安

やっぱり一番のメリットはこれですね。普通にレンタルサーバを借りれば月額1000円はかかりますから、コストの面では圧倒的にGCPの方が上です。特に、収益化を目的としているとViewが集まるまで(や、時に挫折したとき……)のコストはできるだけ抑えたいものです。

ドメイン代くらいだったら、アフィリエイトのセルフバック(自分で商品購入や申し込みをして報酬を受けられる)で十分ペイできるので、収益化しないでものんびり続けられるのがいいですね。

デメリット

軌道に乗るまでが大変

いったん準備が終わって走り始めると運用コストは比較的少ないんですが、それまでが大変。

あれこれ調べて四苦八苦して、何回かサーバをつぶして作り直し。(記事を書くためというのもあるが)作った後もSSL証明書を切らして接続できなくなったり。(これは自分のせい)

でも一回構築しきってしまえば、あとは普通のレンタルサーバと同じ。WordPressのアップデートとかプラグインのお守りをするくらいで、ミドルウェア以下に関してはほとんど何もしていません。

今後、何かとトラブルがあることは想定されるので、それに対応しないといけないのももちろんデメリット。いつ何時、何があってもいいように、バックアップはしっかりとっていますけどね。

更新がさぼりがちになる

圧倒的コスト安に甘え、更新がさぼりがちになります。

レンタルサーバだと、一か月の間に何も記事を書かなくても月額1000円を超える料金が発生しますが、GCPで発生するランニングコストは(AlwaysFreeの範囲では)トラフィック量だけなので放置していてもたいして料金が発生しません。

そのため、(どうせお金かかってないし記事書かなくてもいいか~)という悪魔のささやきが聞こえ、記事の更新をさぼりがちになる。。

この辺りは「はてなブログ」などの無料ブログでも同じかもしれませんが、自分で苦労して作ったブログだと、そのまま捨てるのはもったいなくて何だかんだ続けてしまうのはメリットかもしれません。(実体験)

以上、ブログをGCPで1年とちょっと、運用してみた結果でした。

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