【GCPでWordPress構築】1. サイトのシステム構成

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本ブログは、GCP(Google Cloud Platform)上にWordPressの仮想インスタンス(サーバ)を立てて運営しています。

この連載では、本ブログを0から構築した時の手順を紹介しています。

GCPって何?という方は次の記事を先に読んでくださいね。

今回は、本ブログのシステム構成について説明します。

システム構成

この連載で構築するサイトの構成は次のようになっています。

システム構成図

各要素の概要

Google Domains

ドメインはGoogleDomainsで取得しています。独自ドメインが使用できればお名前ドットコムなど他のサービスで取得しても構いません。

Compute Engine

GCPが提供する仮想インスタンスを生成するサービスです。(AWSで言うEC2)

Always Freeの枠で構築していきます。

Compute EngineのAlways Free枠
  • 1 f1-micro インスタンス(1 か月あたり、北バージニア [us-east4] を除く米国リージョンのみ)
  • 30 GB-月の HDD
  • 5 GB-月のスナップショット(一部のリージョン)
  • 1 GB の北米から全リージョン宛ての下り(外向き)ネットワーク(1 か月あたり、中国とオーストラリアを除く)

Cloud Storage

GCPが提供するストレージサービスです。メディア用ストレージとして使用し、画像はこちらに格納するようにします。

Compute EngineのHDDが30GBあるのでこちらに置いてもいいのですが、ただでさえ貧弱なマシンなのでせめてHDDは空けてあげます。

Always Freeの枠で構築していきます。

Cloud StorageのAlways Free枠
  • 5 GB-月の Regional Storage(1 か月あたり、北バージニア [us-east4] を除く米国リージョンのみ)
  • 1 GB の北米から全リージョン宛ての下り(外向き)ネットワーク(1 か月あたり、中国とオーストラリアを除く)

Always Freeの容量が5GBしかないので、200~300記事で使い切ってしまう可能性があります。そうしたらGoogleDriveをストレージ代わりに使用する予定です。

CloudFlare

無料で利用できるCDNサービスです。
サーバの場所がアメリカになるので、表示を高速化させるためキャッシュサーバとして利用します。

CDNの説明は以下のリンクからどうぞ。

構築作業

手順

次の記事から、実際の構築を行っていきます。

まずはドメインの取得からです。下の「2.」のリンクからどうぞ。
Google Domains以外のサービスですでにドメインを取得されている方は、「2.」を飛ばして「3.」から始めてください。

参考リンク

構築全般にあたっては、下記のサイトを参考にさせていただきました。

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