強度近視が10年ぶりに眼鏡を新調した話

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先日、眼鏡を買いました。10年ぶりに。

それまで使っていたのは、10年前に買ったスクエア型のダサダサ眼鏡。若干塗装がはげたりもしてましたが、家の中でしか使わなかったので全然気にならず、高校生以降ずーっと使い続けていました。

その愛用のダサかわ眼鏡が、テーブルからiPadと一緒に落下した衝撃でフレームが曲がってしまってしまい、さすがに買いかえることに。

新しい眼鏡の条件は、外でも使えること、でした。

視力が0.1以下の強度近視な私。そんな私が眼鏡をかけると、分厚いレンズで、目がシジミのごとき小ささになることは必至。ただでさえ小さい目がさらに小さくなってしまいます。

せっかく頑張って化粧で目を大きく見せても、眼鏡をかけたら目が小さくなるなんて、なんという悲劇。10年間、眼鏡の出番が家の中だけだったのもそんな理由。

だから、「今日は眼鏡の気分!」と気分転換に眼鏡で出かけるってことをやってみたくて、外でも使いたくなるようなシジミ目にならない眼鏡が欲しかった、というわけです。

(それならコンタクトに伊達メガネでいいじゃんっていうのは無し!)

なんとかシジミ目を回避する方法がないかと、Youtubeで眼鏡屋さんの動画を漁った結果、こんな対策が出てきました。

強度近視がシジミ目を回避する眼鏡の選び方
  • レンズの種類や厚さより、フレーム選びを重視
  • フレームは顔に似合うかどうかより、目が小さく見えない形を重視
  • 位置の調整も大事。まつげが当たらないぎりぎりまで、レンズを顔に近づけること

とにかく、レンズの種類や厚さ云々より、フレーム選びと調整が大事なようです。

フレームについては、レンズの面積ができるだけ少なくなる形を選ぶことがポイント。

その理由は2つあって、

  1. レンズは中央から外側に向かって厚みが増すので、フレームに合わせてレンズを削るときに外側の厚い部分を削れる
  2. 錯覚で目が大きく見える

だそうな。

たしかに、「1.」で外側の厚い部分が削れると、レンズを通したときにできる顔の輪郭の段差が軽減されそう。あの段差が大きいと、いかにも「度数高い眼鏡!」って感じがするんですよね。

「2.」の錯覚というのは、下の図のように、「丸の外に輪がかかっている場合、外の輪が小さいほど中の丸は大きく見える」というものだそうです。なるほどー、たしかに右のほうが大きく見えますね。中の丸を目、外の輪をフレームとすると、フレームは小さいものを選んだ方が目は大きく見えそうです。

丸の大きさ

(こういう錯覚に頼りたくなるくらいには必死。)

まとめると、フレームは、レンズ部分の横幅が狭くて丸い形を選ぶのがベスト。(四角いフレームだとレンズの面積が大きくなるので)さらに、レンズの厚みを目立たせないように、フレームそのものが太いものを選ぶといいらしい。丸顔なら~、面長なら~、と顔の形に合わせてフレームを選ぶのは二の次で、できるだけ目を大きく見せたければ、これらの特徴のあるフレームを探すのがいいそうです。

また、レンズの屈折率の関係から、レンズと目の距離は近ければ近いほど、目が大きく見えるらしい。眼鏡を受け取るときに、ちゃんとその人に合わせて眼鏡の位置を調整してくれるお店かどうかも、結構大事なポイントだそうな。

そんなこんなで眼鏡屋さんへ。

お店は眼鏡市場にしました。フレームとレンズ込みで2万円前後。どんな度数でも価格は一緒。薄型レンズも無料で対応。歪みの少ない非球面レンズ使用。口コミを見ると、それなりに調整もしてくれるみたい。

フレームとレンズ込みで2万円前後は安い!強度近視にとって度数で値段が変わらないのは魅力!!10年前の眼鏡業界からの圧倒的進化を感じます。

フレーム選びは悩みに悩みました。気に入ったものがあっても、上で調べた条件に合わないとやはり目が小さく見えてしまう。。

好みをとるか、目の大きさをとるか……。

で、最終的に選んだのがこれになります。

買った眼鏡

やはり、できるだけ目が大きく見えることを優先して、上の条件に当てはまるフレームを選びました。横幅が狭くて丸い形、フレームは太め。写真ではわかりにくいですが、フレームの色はゴールドで華やかです。

店頭で試したときはちょっと派手かな?と思いましたが、むしろ、ファッションアイテムとしていいアクセントになっていて、今では結構気に入っています。

で、肝心のシジミ目問題ですが、鏡で見る限りそんなに気になりません。周囲からも「全然気にならない」と言われるので、上の対策はシジミ目回避に一定の効果があるかと思います。

これなら、眼鏡で出かけることが楽しくなりそうです。

すでに、至る所にかけていっては、「お、眼鏡じゃん!」という周囲のリアクションを楽しんでいる、今日この頃です。

実際の感じが上の写真だけではよくわからないと思うので、フリー素材のお姉さんにかけてみました。(暇人)

そう、サムネの画像です!(暇人)

以上、10年ぶりに眼鏡を買ったお話でした。

安さも驚きでしたが、フレームを選んで40分程度の待ち時間で、その日に眼鏡が受け取れたのも驚きでした。1週間くらい待つのが当然だと思っていたので。

こんなに簡単に、安く手に入ると、2本目が欲しくなっちゃいますね。

今回作った眼鏡は、前の眼鏡より度数を落としました。テレワークのため近距離でディスプレイを見ることが増えたので、目の負担が軽くなっていい感じです。

同じ理由から、コロナ渦で眼鏡の需要が増えてるんじゃないかしら?と思ったら、やはり眼鏡業界は好調な様子。その理由には、在宅の影響もありつつも、斜め上の理由で「マスク映え」。眼鏡って簡単に目元の雰囲気を変えられますからね。

私が、外でも使える眼鏡が欲しいと思った理由は、もしかして「マスク映え」を狙っていた……?

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